
【2023年最新】エンゲージメントサーベイツールの選定方法!導入の不安を解消しよう!
従業員の課題やエンゲージメントを把握するために、エンゲージメントサーベイツールの導入を検討している会社が増えています。
特に、人材を定着させて離職率を少しでも低下させたい会社にとって、導入のメリットは大きいといえるでしょう。
しかし、ツールは多くあるため、失敗しないツール選びが重要なポイントになります。この記事では、エンゲージメントサーベイツールのメリットや選定方法などを解説します。
※この記事は、2023年9月5日時点の情報をもとに作成しています。
目次[非表示]
- 1.エンゲージメントサーベイツールとは?
- 2.エンゲージメントサーベイツールの導入メリット
- 3.失敗しないエンゲージメントサーベイツールの選定ポイント
- 3.1.①自社に合った質問項目の搭載
- 3.2.②機能やレポーティングの充実度
- 3.3.③同業他社の導入事例を参考にする
- 3.4.④サポート体制の充実度
- 3.5.⑤無料トライアルの有無
- 3.6.⑥コストの適正さ
- 4.まとめ
- 5.あわせて読みたい
エンゲージメントサーベイツールとは?
エンゲージメントサーベイとは、従業員を対象にアンケートを行い、従業員と会社や所属する組織の成長の方向性が連動していて、互いに貢献し合える関係にあるかどうかを可視化するアンケート調査です。
エンゲージメントが高く貢献意欲がある従業員が多ければ、離職率は低くなり生産性の向上が期待できますが、エンゲージメントが低いと離職率は高くなり生産性も低下します。
エンゲージメントサーベイツールは、これらの調査を円滑に行うためのツールで、具体的には下記のような機能が搭載されています。
- アンケートを配信する機能
- アンケートの結果を分かりやすく表示する機能
- 従業員のエンゲージメントを管理する機能
エンゲージメントサーベイを行うことで会社の課題点を把握し、従業員が働きやすい環境を作るためのヒントを得ることができます。
エンゲージメントサーベイツールの導入メリット
エンゲージメントサーベイは、人事部門がアンケート項目を作って従業員のエンゲージメントを管理する方法と、専用のツールを用いて調査を行う方法があります。
エンゲージメントサーベイツールを導入する場合はコストがかかりますが、下記のようなメリットがあります。
- エンゲージメントサーベイの効率化を図れる
- ツールによっては専門家のサポートを受けられる
- サーベイ実施に関するスケジュールの管理が簡単にできる
- 課題や改善点の抽出が簡単にできる
エンゲージメントサーベイは定期的に実施し、指標が改善しているか確認する必要があるため、手動で行う場合は担当者の負担が大きく、専門知識がないとエンゲージメントとは関係のない質問を入れてしまう可能性もあります。
その点、エンゲージメントサーベイツールは調査に必要なアンケート項目に絞れることや、スケジュールの管理も自動的に行うため、担当者にかかる負担も小さくなります。
失敗しないエンゲージメントサーベイツールの選定ポイント
ここでは、失敗しないエンゲージメントサーベイツールの選定ポイントを紹介します。
①自社に合った質問項目の搭載
エンゲージメントサーベイツールは、自社の課題に合った質問項目が搭載されており、設計できることが重要です。
質問項目は多ければ良いというものではなく、本筋と離れた質問が多いとアンケートに答える従業員の負担も大きくなります。
ツールを導入することに否定的な意見を持つ従業員がいる場合も、簡潔で適切なアンケートであれば負担が減って安心感が高まります。
②機能やレポーティングの充実度
エンゲージメントサーベイツールは、エンゲージメントの分析やレポーティングの項目、運用効率化などが図れる機能が搭載されているものを選びましょう。
エンゲージメントサーベイはアンケートを行って終わりではなく、課題を見つけて改善し、さらに調査を行ってどのような効果を得られたかを検証しなければなりません。
機能やレポーティングが充実していないと、担当者が分析を行う必要があるため、大きな負担となります。
何のためにエンゲージメントサーベイを行うかを明確にし、そのうえでツールを導入する場合、どのような機能が必要になるかを検討しましょう。
③同業他社の導入事例を参考にする
エンゲージメントサーベイツールを提供している会社によっては、同業他社の導入事例を紹介しているところもあります。
導入事例を参考にすることで、自社が同じツールを導入したときに、どのような効果が得られるかイメージできるでしょう。
ただし、自社とはまったく関係のない業種や規模の導入事例は参考にならない場合もあるため、注意が必要です。
④サポート体制の充実度
エンゲージメントサーベイツールは、導入後にどれくらいのサポートが受けられるかも重要なポイントです。
例えば、アンケート調査で現状を把握したあとに、課題や対策について専門家のサポートが受けられるサービスを提供しているところもあります。
また、部下が抱える問題だけでなく、マネジメント層が抱える問題や改善策なども専門家のサポートがあれば安心です。
⑤無料トライアルの有無
エンゲージメントサーベイツールは、無料トライアルを利用し、自社との相性や使いこなせるかなどを確認したうえで契約することをおすすめします。
無料トライアルが利用できるエンゲージメントサーベイツールを選び、期間中も担当者が導入や運用方法などのサポートを行っているところだと安心です。
また、複数のエンゲージメントサーベイの無料トライアルを利用して比較することで、自社に合ったツールが見つかりやすくなります。
⑥コストの適正さ
エンゲージメントサーベイツールを導入する場合は、初期費用やランニングコスト、オプション料金などの合計が、予算の範囲内におさまるかどうかを事前に確認しましょう。
料金設定が従量課金制か月額定額制になっているかどうかも重要なポイントで、使った分だけ金額が高くなる従量課金制だとコストの把握が難しくなるため、コスト管理をするなら使用頻度に関係なく料金が変わらない月額定額制をおすすめします。
料金が明朗会計になっていると安心できるため、問い合わせたときに具体的な金額やプランが提示されることも確認しておきましょう。
まとめ
この記事では、エンゲージメントサーベイツールについて以下の内容で解説しました。
- エンゲージメントサーベイツールの仕組み
- エンゲージメントサーベイツールを導入するメリット
- エンゲージメントサーベイツールの選定ポイント
エンゲージメントサーベイを実施することで従業員のコンディションが把握でき、自社の課題や改善点などを見つけることができます。
自社で設問を作成してエンゲージメントサーベイを行うと担当者の負担が大きいことや、適切なアンケートができない可能性があるため、ツールの活用をおすすめします。
SOMPOヘルスサポートが提供する『A’Uno(アウーノ)』は、従業員のエンゲージメントやメンタルヘルスをアンケート調査で把握し、調査結果の分析から対策まで支援するサービスを提供しています。
課題解決のためのコンサルタントによる1on1ミーティングのサービス(オプションサービス)にも対応しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。